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私たちの強み
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アイスタイルは化粧品領域における
顧客のLTV最大化をサポートします
化粧品はあらゆる消費財の中でも、物理的にも心理的にも複雑な購買プロセスがあります。
そのうえに、2020年は予想もしなかったパンデミックで「欲しいのに買えない」「BAさんのアドバイスがもらいにくい」「マスクで肌が荒れてどうしていいかわからない」などの声が@cosme上でもあふれました。いまは新しい生活様式にあわせて、誰もが「自分に合う情報」と「(クチコミのような疑似体験含め)どうしたら実際に試したりできるか」を求めているのをアイスタイルとして受け止めています。
このことで、認知→検討→購買→シェアという、たとえばAIDMAとかAISAS(※)というような水平線上にある従来の消費者行動モデルにはそもそもあてはまらなかった化粧品ユーザーの動きを、今一度ここでしっかりと見つめなおすときがきたと考えています。
(※)AIDMAは1920年代に米国で提唱されたユーザーの購買決定プロセスを説明するためのフレームワーク。AISASは、電通が2006年にインターネット普及後の消費行動にAIDMAの考え方を進化させたモデル。
生活者の動きを見ていると、SNSなどの「認知」からいきなり「購買」することもあれば、クチコミをチェックするなどじっくりと「検討」段階をへて「購買」することもあります。また、化粧品ユーザーの、これは最大の特徴でもあるのですが、使ってみて初めて商品の「価値の自覚」をします。そしてそれは購入だけでなく、サンプルやプレゼントでの使用もあれば、昨今では、フリマサイトで二次流通品を買い、使って気に入ったから正規品を買うという行動もあります。
そう考えると、「購入」という行動はゴールではなく、使用体験のひとつです。購入もしくはサンプルやプレゼントで体験して「価値の自覚」があれば、再購入いただいたり、ファンになっていただける。そして、そのブランドの「よい体験」が続く限り、リピートユーザーとなっていただけるわけです。
化粧品マーケティングをつきつめると
顧客が中心のサイクルになる
こういった一連の行動を、顧客を真ん中において考えるとそのプロセスは自然と円=サイクルになります。
認知から購買への水平なプロセスではなく、サイクル上に、認知や検討が重なりあい、購入は使用プロセスのひとつと位置づけ、使用のプロセスで、「価値の自覚」をする。それが、リピート購入やファンにつながります。いわば、顧客の体験サイクルです。
このサイクルの考え方では、顧客の離脱ポイントは3つで、
認知から検討フェーズに入るときや
検討から購入を含む使用プロセスに入るとき、
もしくは使用プロセス上で価値の実感ができなかったとき、
つまり期待値ギャップがあったときです。
そう考えると、顧客(エンドユーザー)にどういった体験をしていただきたいのか、し続けていただきたいのか。どうしたらこのサイクルからの離脱を防げるのか、など体験設計の基本的な考え方の整理とチューニングができます。
そのうえで私たちはどのように体験を設計し、「価値の自覚」をしていただけるかをブランドの皆様と考えていきたいと思っています。このサイクルをしっかり回すことこそがLTVの最大化につながると我々は考えました。
認知のプロセス、検討のプロセス、購入トリガー、
使用プロセスと、あてていく施策の分類。
これらをどう組み合わせ、顧客体験を設計し、期待値ギャップをおさえて
離脱しないようにサイクルをまわしていくことが必要です。
@cosmeでは、この顧客を中心にした考え方に基づき、従来のサービス体系を見直しました。より化粧品の体験を重視し、各社の個別のニーズに組み合わせて展開していただけるソリューションに生まれ変わっています。
顧客を取り巻くサイクルにあわせた施策を
@cosmeで途切れることなくつないでいくことができます。
前提として一番大事なことは、それぞれのブランド様にとっての顧客体験サイクルを設計することです。まずは顧客がこのサイクルから離脱しやすいポイントをおさえておきましょう。
顧客が離脱しやすい
3つのネガティブ体験とは
このサイクル上では、「認知」「検討」「使用」のプロセスがありますが、そこにネガティブな顧客体験があるとサイクルからの離脱につながります。
■「認知」プロセスにおける離脱
SNSや広告、メディアコンテンツなどに触れて認知はしたものの、クリエイティブや表現、キャンペーン手法などが自分に合わないと感じた瞬間に離脱、もしくはノイズとして無視となりサイクルから落ちていきます。
■「検討」プロセスにおける離脱
クチコミやSNS投稿などでステマ感を感じたとき、カウンターでの顧客にとって不快な接客体験など、検討をしようと思っていたところに何らかのネガティブな感情をもってしまうなどです。
■「使用」プロセスにおける離脱
成分が肌に合わないなど商品要素のほかにも、配送であったりパッケージなど、手にするまでの体験すべてと、使用後のアフターコミュニケーションなどを含めてそこで失望があると離脱します。
こういった離脱の機会をできるだけ防ぐ観点からも、顧客の体験設計をつながりをもったサイクルで考えることがいかに大事かを、おわかりいただけると思います。時代は、「モノを売る」から「ヒトに売る」なのです。
顧客体験のサイクル
購入だけをゴールとしない体験のつくり方
顧客を真ん中にして考えると、購入は目的ではなく使ってみたいという気持ちをかなえる手段のひとつです。それゆえ、ブランド様側からすれば、その商品が持つ価値や背景、あるいはブランド価値を顧客に自覚していただくことがこのサイクルにおけるもっとも大事な到達点になります。
顧客はその「価値の自覚」を一度持てば、再購入し、このサイクルが回り続けることになります。LTVが最大化するだけではなく、その顧客はSNS投稿やクチコミ、会話などを通じてほかの顧客の「認知」や「検討」を呼び込むロイヤルカスタマーとなるはずです。
そのためには使用機会の提供、つまりサンプルやプレゼント、ギフト利用などで顧客に使ってもらうことが何より大切です。いきなり使用から始まる顧客体験もあると考えます。この「使用機会」をいかに設計するかが最大のポイントです。
顧客の体験サイクルを加速する
@cosmeの体験型ソリューション、4つの強み
@cosmeのさまざまなソリューションはこのサイクルを加速するために存在します。@cosmeは2,080万件をこえるクチコミが集まるメディアがあり、EC、リアル店舗と統一のユーザーIDでつながるプラットフォームです。そこにユーザーの方々の動きを追えるブランドオフィシャルというマーケティングダッシュボードをご用意しています。フルに活用いただくことで、シームレスな体験設計ができます。
<強み①>どんな顧客なのかがわかる
生活者にスポットライトを当て、どんな競合ブランドやどんなコンテンツを見て行動しているのかを分析することができます。だから@cosmeで「どんなヒトがファンになりそうか」の仮説をつくることが可能になります。サンプリングを行った顧客がどう動いたか、これまでなかなか可視化できなかった使用プロセスも、ブランドオフィシャルで確認できるようになりました。
<強み②>顧客の体験サイクルのソリューションが揃う
「知覚」「検討」「使用」それぞれのプロセスにおいて、生活者にブランド体験を提供するソリューションを有しています。いわば、カスタマーアクションプラットフォームとして、メディア、EC、リアル店舗の@cosme STORE、旗艦店の@cosme TOKYOがオンライン、オフラインの垣根なくシームレスにユーザーIDでつながっていることで実現するソリューションです。
<強み③>行った施策が次につながる
②で立てた仮説からの施策について、どんな施策がどのような結果を出したかを検証し、次回のプランニングやチューニングに役立てることが可能です。ECもリアル店舗も持つ@cosmeで、さまざまな施策をつなげていきましょう。
>>ブランドオフィシャルでできる効果検証とは?
<強み④>クチコミは最強の疑似体験である
@cosmeの最大の強みであるクチコミは、ほかの顧客にとっての疑似体験で、サイクルに呼び込むための最強のトリガーです。検討プロセスにおける体験サイクルを強力に加速させることができるのがクチコミなのです。
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