2025年2月4日(火)に開催いたしましたウェビナー「ヘアケア市場に見るmelt誕生からこれまでの軌跡とブランド成長のヒント」。
当日の質疑応答でお答えしきれなかったご質問<全9問>について、登壇者が回答いたしました。ぜひご参考にしていただければと思います。
なお、一部お答えが難しい内容もございましたこと、あらかじめご了承ください。
Q.直観的な魅力をデザインに取り入れるとのことですが、個人によって感じ方に差があるかと思います。多くの方に直観的に良いと思っていただけるようどのような調査検証を行い、最終的に絞り込まれたのでしょうか?
(melt 篠原様)
生活者や発話を広げてくださる方にヒアリングを行い、直感的な魅力を感じるか、メルトらしさを感じるかを確認しながら絞り込みました
Q.感性マーケティングは数値化しにくい部分を重視する点が素敵だと感じました。meltのデザインについて、人によって「可愛い」「手に取りたい」と思う感覚が異なる中で、どのようにデザインの方向性を決定されたのでしょうか?
(melt 篠原様)
直感的な魅力を感じてもらえるかを大切にしつつ、メルトのブランドの世界観に合うデザインになっているかを確認しながら進行しました。
Q.花王最高峰ブランドとしてジアンサーがある中で、meltのブランディングや棲み分けはどのように考えられましたか?
(melt 篠原様)
感情ニーズのポジショニングによってすみわけを行いました。
Q.2024年10月に売上が約2倍に伸びた要因について教えてください。
(melt 篠原様)
お取り扱い店舗をこのタイミングで増やしております。
Q.他社のヘアケア商材が多くある中で、今後どのような戦略で市場での優位性を確立していくお考えでしょうか?
(melt 篠原様)
感性マーケティングと知覚体験の2軸を大切にして、優位性を確立していきます。
Q.meltはリピートの難しい市場において「バズる」だけで終わらず、今後ユーザーを定着させるためにどのような施策をお考えでしょうか?
(melt 篠原様)
SNS上で継続的な話題を創出すること、トライアル者のリピートやクロスセルを促進することを意識した設計を行っていきます。
Q.具体的で効果的なPR事例をご紹介いただきありがとうございました。普段、篠原様はどのように情報をキャッチアップされていますか?おすすめの情報源や習慣があればぜひ教えてください。
(melt 篠原様)
X・インスタグラム・tiktokといったSNS上での情報を日々ウォッチすることを意識しています。そこから話題の商品や切り口を理解して商品開発やコミュニケーション計画に活かしています。
Q.増加ワードの中の商品説明ワードの中の「サルフェート」は「サルフェートフリー」という意味でしょうか?
(アイスタイル西原)
おっしゃる通りです。クチコミでは、「サルフェートが入っていない」「サルフェート不使用」といったサルフェートフリーの文脈で「サルフェート」という言葉が使われることが多い状況でした。
Q.2014年と2024年でヘアケアにかける金額が上がっているという話について、単に価格高騰により商品単価が上がっているというのは考えられますでしょうか?
(アイスタイル 西原)
もちろん、原料価格の高騰や物価高の影響はあると考えています。とはいえ、市場には1000円以下で購入できるヘアケア商品もたくさんありますので、10年前に比べ低価格~高価格まで選択の幅が広がったと考えています。そのなかでも2024年に最もチコミされた上位10商品の多くが1500円以上の高価格帯であったことから、特に美容意識の高い@cosmeメンバーからは高価格帯への注目が高まっている、ということかと考えています。
回答は以上となります。
たくさんのご質問・ご意見をいただきありがとうございました。
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