【Waphyto】@cosmeというプラットフォームでは、ブランドのフィロソフィーへの反応が好感触なユーザーとの出会いに期待
【今回お話をお伺いした方】(※右より)
株式会社Waphyto
マーケティング本部
本部長 三上貴子様
PR 鳥山知美様
日本のフィトテラピー(植物療法)の第一人者である森田敦子氏が立ち上げたトータルライフケアブランド「Waphyto(ワフィト)」は、2020年9月の発売以来、ECを軸にした販売戦略を据え、国内では複数のモールやクチコミサイトを活用されながら、着実にファンを増やしています。海外では香港に店舗を持ち、他国へも導入に向け準備中で、中国へは今年中にスタート予定とのこと。2021年5月には海外向けECサイトを立ち上げ、グローバル展開に向けた取り組みを進めていらっしゃいます。そのような中で、@cosmeというプラットフォームに期待することについてお聞きました。
<ブランドの特徴と課題>
ブランドに合ったプラットフォームを見極めるため、複数のモールで展開
2020年9月にブランドローンチした「Waphyto(ワフィト)」様(@cosmeブランドページより)
Waphyto様は、ECでの展開をメインにされており、2020年9月のローンチ以来、国内ではさまざまなプラットフォームに出店されています。
「Waphytoは立ち上げ間もないブランドで認知度が高くないので、ユーザーが多いモールやクチコミサイトにまず出店してみて、ブランドにあったプラットフォームを見極めている段階です。
昨年、複数のクチコミサイトで同じ施策を試してみたところ、@cosmeユーザーの反応がとてもよかったんです。とくに、Waphytoが大切にしているエシカルなモノづくりへのこだわりなど製品の価値以外のフィロソフィーやコンセプトへの共感が得られやすく、@cosmeにはWaphytoに共感していただけるユーザーが多く集まっている印象を受けました」(三上様)
<施策>
「チャレンジ アットコスメ」で@cosme TOKYOへの出店&ビジョン掲載がアピール材料に
@cosme TOKYOの屋外ビジョンに掲出されたブランドビジュアル(2021年3月撮影)
2020年末、@cosmeで募集した「チャレンジ アットコスメ 第一弾」企画にも応募され、@cosmeが年に一度開催する化粧品ECスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」でパフォーマンスの高かったブランドとして、2021年3月には@cosme TOKYOに1ヵ月間限定で出店できる権利を獲得されました。
「@cosme Beauty Dayに向けて、『@cosme SHOPPINGでの取り扱いがスタートします』と公式SNSでアナウンスしたところ、『@cosmeでも買えるんだ!うれしい!』というお客様の反応が多く寄せられ、@cosme SHOPPINGに出品する価値を感じました。
@cosme TOKYOは、緊急事態宣言下での出店ではありましたが、店舗ビル壁面に設置の屋外大型ビジョン活用の反響がとても大きかったです。とくに、この施策を海外チームに展開したときの反応もよく、ちょうど海外の代理店と商談中のタイミングだったので、ブランドの価値を伝えるアピール材料として活用することができました」(三上様)
<成果(効果)>
@cosmeでは、化粧品の詳しい情報を入れれば入れるほどユーザーの反応がよい
2020年9月に東京・中目黒にオープンした旗艦店「Waphyto Tokyo Flagship」
チャレンジ アットコスメでの好成績により、ブランドオフィシャルを6ヵ月限定で無償付与され、その後、2021年6月からは本契約をされました。継続を決定された理由はなんだったのでしょうか。
「半年間、ブランドオフィシャルを使用してみて、プレゼント企画に参加するとフォロワーが確実に増えたり、@cosmeブログの記事への反応で商品の関心度合いがわかったりなど、施策への反応が見えてきたタイミングだったので、もう少し継続して使ってみようということになりました。@cosmeメルマガに関しても、自社メルマガよりも配信数が圧倒的に多いので、自社サイトへの送客ツールとして活用しています。
コンテンツに関しては、オフィシャルサイトでは、Waphytoの世界観を重視しているので、@cosmeでは、オフィシャルでは伝えきれない成分のこだわりや使用感などをわかりやすく伝えるようにしています。記事に商品の詳しい情報を入れれば入れるほどユーザーの反応がよいのは@cosmeならではの特徴かもしれません。実際、@cosme SHOPPINGでの売上は順調に推移しています」(鳥山様)
<その他の施策・今後の展望>
ブランドフィロソフィーの効果的な伝え方やユーザー理解のために、ブランドオフィシャルを活用していきたい
グローバル展開を視野に入れたプロダクトライン
今後は、各モールの特性に合わせた施策を検討していくうえで、ブランドオフィシャルの分析機能をさらに活用していきたいと考えているそうです。
「創設者である森田のこれまでの活動を知ってくださっているファンのみなさまだけでなく、さらに多くの方にWaphytoを知っていただくための展開をいろいろ仕掛けていきたいと考えています。そのためにも、Waphytoのブランド哲学をわかりやすく伝えるにはどのようなアプローチが効果的か、ユーザー理解を深めるためにもブランドオフィシャルの分析機能をより活用して検証していきたいと考えています。
そして、@cosmeというプラットフォームの特性にあった施策を検討していきたいですね。直近では、サンプリングや現品プレゼントなどユーザーに商品提供できる『@cosme体験型コンテンツ』の施策を2021年6月に実施し、閲覧数やプレゼントの応募率も想定より倍以上の良い反応となりました。主力アイテムであるデリケートゾーンケア商品の認知度をさらに高め、質の高いクチコミを蓄積し、売上につなげていけたらと考えています」(鳥山様)
Text:小野梨奈
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