2021.09.14

＠cosmeランキングロゴ利用サービスが、ユーザーの声で選ばれたデザインに統一、実証実験の効果もご紹介

＠cosmeのクチコミランキングは、＠cosmeに集まるメンバーが商品の使用感を他のメンバーに共有する「クチコミ」をベースに独自のアルゴリズムを掛け合わせて生成されます。そのランキングをロゴデータ化したものは、これまで多くのブランド様にご活用いただいています。ユーザーの認知獲得や、小売店での販促にどの様にご活用頂けるのか、あるいは実際の効果がどうなのかを実証実験の結果を交え、ご紹介します。

「購入したくなるロゴ」として外部の生活者1,000人調査で1位獲得！

2021年3月にサービスリニューアルした＠cosmeランキングロゴ利用サービス。

3カ月、もしくは6カ月のランキングデータ集計期間に、のべ144カテゴリの中でランキングインした商品がサービス対象です。認知から購入までのユーザーの行動フェーズの中で、＠cosmeランキングロゴは時に商品の存在感を高めるアイコンとなり、時に購入を後押しします。

美容感度の高い@cosmeメンバーから支持されたというお墨付きとして、商品に対して消費者から信頼を獲得できること、また商品の認知度が低く、売場やECサイト上で目にとめてもらいにくいという課題を抱える商品も、ロゴ活用が商品の注目度を高め、競合商品との差別化に寄与します。

小売店様や卸代理店様との商談の場においても、「商品にランキングロゴがついていることが導入の後押しになった」と、多くのブランド様からお声をいただいています。

2021年3月のリニューアルによって、サービスがよりシンプルで分かりやすく、そして料金面でも導入いただきやすくなりました。具体的なアップデートは次の3点です。

1. ロゴデザインを統一！デザインは生活者向け調査により決定

新しく統一されたロゴデザインは、生活者1,000人への外部調査で「購入したくなるロゴ」として1位に選択されたデザインを採用しています。

ランキングロゴの統一デザイン

２. お申込みからご利用開始までがスピードアップ！

リニューアル前はご利用企業様にロゴのデザイン制作をしていただいていたため、サービス事務局によるクリエイティブ確認(審査)があり、お申込みからご利用開始までのリードタイムが長く、申込み手続きも複雑でした。統一されたロゴデザインの採用で、ご利用開始までの期間を大幅に短縮しました。

3. 料金体系をシンプルにわかりやすく！

料金体系を見直し、より分かりやすい形で、導入しやすい料金にに改変しました。以前は１データ90万円＋審査料5万円／1クリエイティブあたり、という料金体系でしたが、リニューアル後は、1ロゴ／1媒体あたり25万円とさせていただいています。

ランキングロゴの効果を実証実験で検証

今回のサービスリニューアルを機に、ランキングロゴが、実際にどのくらい売上に影響するのか、アイスタイルグループのリアル店舗である＠cosmeSTORE、@cosmeTOKYO、ECサイトの＠cosme SHOPPING楽天支店で、PoC（Proof of Concept、実証実験）を実施しました。

＜ランキングロゴPoCの概要＞
◆実施期間：1カ月間
◆対象商品：リアル店舗・ECそれぞれで、下記条件を満たす10商品
・＠cosme商品ページの閲覧ユーザー数の規模別に、大・中・小のブランド群から各2商品以上
・ランキング順位1〜2位と3〜5位から各5商品
・実証実験を実施する前月に集計期間6カ月間で＠cosmeクチコミランキングインした商品
・過去にランキングデータを活用したことのない商品
・対象店舗で取り扱いのある商品
◆測定方法：対象商品の売上を前月と比較し伸び率を測定（店舗全体の前月売上比、及び他店舗との売上比を参考値とする）
◆展開場所：＠cosmeSTOREルミネエスト新宿店、＠cosmeTOKYO、＠cosme SHOPPING楽天支店

リアル店舗では、定番棚商品の売上アップに貢献

ランキングロゴPoCの結果、＠cosmeSTOREルミネエスト新宿店、＠cosmeTOKYOそれぞれの、特定のお悩みを解消するようなニッチな商品が並ぶ定番棚において、とあるお悩み解消商品が、「ランキング5位」のロゴ設置で売上高前月比が両店舗とも約135％と伸長しました。特に競合商品がランキングを獲得・利用していることが少ないニッチカテゴリにおいて、ランキングロゴデータの活用は差別化を図るために有効と考えられます。また、生活者にとって、真剣に悩みを持って購入を検討する「お悩み解決アイテム」に@cosmeランキングロゴがついていることは、購入する際の安心材料になるということも考えられます。