COLUMN

トレンドコラム

韓国最大級の化粧品レビューサイト「GLOWPICK」。2024年上半期GLOWPICK AWARDS発表と@cosmeとの日韓共創施策を紹介

韓国最大級の化粧品レビューサイト「GLOWPICK」。2024年上半期GLOWPICK AWARDS発表と@cosmeとの日韓共創施策を紹介 サムネイル画像

アイスタイルの子会社Glowdayz, Inc.が運営する「GLOWPICK(グロウピック)」は韓国最大級の美容レビューサイトです。@cosmeと同様にビューティアワードを発表し、韓国の生活者に親しまれているGLOWPICKは今後、@cosmeとの連携をより強化し、韓国ブランドの日本進出支援のほか、日本ブランドの韓国進出支援にもつながるサービスを展開していきます。

アイスタイルの子会社Glowdayz運営の韓国最大級の美容レビューサイト「GLOWPICK

20240730_1韓国最大級の美容レビューサイトGLOWPICK

韓国はBBクリームやクッションファンデーションなど、同地から世界に広まったアイテムも多く、イノベーティブな化粧品開発とトレンドの発信の地として知られます。生活者による化粧品のレビュー文化も盛んで、InstagramなどSNSGLOWPICKをはじめとする美容レビューサイトでは化粧品や美容に関する情報が活発にやり取りされています。

GLOWPICK2014年にサービスを開始し、2024年で10年目を迎えた韓国の美容レビューサイトです。20247月現在、11,000以上のブランド情報と146,000件の商品データベースを保有し、韓国国内の生活者が投稿したレビューは約520万件にのぼります。また、レビュー情報を元にしたランキングや「GLOWPICK AWARDS」も発表しています。

571アイテムを選出した2024年上半期GLOWPICK AWARDS

20240729_32024年上半期で20回目の開催となったGLOWPICK AWARDS

GLOWPICK AWARDSは、@cosmeと同様に年2回発表を行っており、期間中に寄せられた生活者のレビューと評価をもとに受賞商品を決定するいわば100%生活者主導型のアワードとして韓国の生活者とブランドの両方から信頼を得ています。

2024年上半期GLOWPICK AWARDSは2024年5月30日に発表、2023年11月16日 〜2024年5月15日に寄せられたレビュー24万6,696件(投稿者数 1万9,788人)をもとに集計され、3つの賞建てで合計571アイテムを選出しました。

同期間中に発売された新作アイテムのうち最も支持されたアイテムを選出する「ルーキー賞」(70アイテム)は@cosmeでいう上半期新作コスメ(上半期ベスコス)のアイテム賞にあたります。

「クリーンビューティー賞」(27アイテム)は、ヴィーガン、クルエルティフリー、エコ、オーガニックのうち2つの条件を満たし、かつ製品力も認められたアイテムを選出する、GLOWPICKの特徴的な賞です。クリーンビューティーがより韓国市場に浸透していることがうかがえます。

「カテゴリー賞」(474アイテム)は、発売時期を問わず158のカテゴリー別でこの期間中の人気商品13位を選出するものです。つまり@cosmeでは年1回毎年12月に発表するベストコスメをGLOWPICKでは年2回発表しています。@cosmeベストコスメアワード 2023のアイテム賞のカテゴリー数が57だったのに対し、158カテゴリーと多いのは、たとえばスキンケア部門の「エッセンス/セラム」のカテゴリーであれば、さらに「水分」「保湿」「鎮静」「毛穴」「トラブルケア」「ブライトニング」「アンチエイジング」と目的別に7つに細分化されているためです。また、男性用やベビー用というカテゴリーもあれば、コンタクトレンズ、生活用品、美顔器など、化粧品以外の美容に関するカテゴリーも設定されています。

今回受賞したアイテムを見ていくと、エッセンス/セラムの毛穴カテゴリー1位はVTの「リードルショット100」でした。成分を毛穴よりも細い微細な針の形に加工して肌での吸収性を高めた同アイテムは、202312月発表の「@cosmeベストコスメアワード2023」のブースター部門で第1位となるなど、日本でも知られた存在ですが、韓国ダイソーでは専売の使い切りサイズが発売され、あまりの人気ぶりに品切れ状態が続く店舗が続出するなど大ヒット商品として注目されていました。韓国では人気ブランドが100円ショップの専売商品を作って売り出すことは一般的になっています。

また魔女工場はルーキー賞を受賞した「ピュア クレンジング ウォーター センシティブ」をはじめ、クレンジング部門で6アイテムが入賞し、同ブランドのクレンジングアイテムの機能や生活者からの支持の高さを示す形となりました。ほかにもHERAは「センシュアルパウダーマットリップスティックN」など3アイテムがリップメイク部門で第1位を獲得、フェイスマスク部門ではウォッシュオフパックのカテゴリーでTorhopFULLYの2ブランドが初めての受賞を果たしました。

GLOWPICK AWARDS受賞をフックに韓国ブランドはアイスタイルを通じ日本でもマーケティングが可能に

GLOWPICKを運営するGlowdayzではGLOWPICK AWARDSを受賞したアイテムがそのアワードエンブレムをマーケティングに利用できる二次利用サービスを展開しています。また、GLOWPICKのサイト内外に誘導枠を設け、クライアントのニーズに合わせてカスタマイズしたコンテンツやプレゼント企画などにユーザーを誘導することができるアイスタイルの「体験型コンテンツ」に似た「評価団マーケティング」なども展開しています。こうしたGlowdayzのマーケティングサービスは日本のブランドもアイスタイルを通じて利用可能で、たとえばGLOWPICK AWARDSを受賞した日本ブランドのアイテムをGlowdayzのマーケティング商品を活用して韓国でマーケティングするといったこともできます。

またGlowdayzとアイスタイルは、日本におけるKビューティーの育成事業を進めており、その一環として、日本に進出する韓国ブランドを対象にした@cosme STORE@cosme TOKYO@cosme OSAKAでの店頭プロモーションや「体験型コンテンツ」「ブランドオフィシャル」などの@cosmeマーケティングサービスの提案と運営を積極的に行っています。

20240729_1220240729_1320240729_112024年4月には「narka」「kopher」「oddtype」の3つの韓国ブランドが@cosme TOKYOで日本初上陸。体験型コンテンツもご利用いただきました

GLOWPICKのアワード受賞アイテムを紹介する記事を@cosmeで公開するなどのコンテンツ交流やデータベース連携なども進めており、GLOWPICK AWARDSを受賞した韓国ブランドのアイテムを@cosmeユーザーにプレゼントする@cosme連動プロモーション企画も2024年秋の実施に向けて準備中です。

20240729_2@cosmeではGLOWPICK AWARDSの紹介記事を公開しています

日本最大級の美容クチコミサイトである@cosmeGLOWPICKの連携は、日本と韓国双方の美容市場やブランドにとって有効なバリューチェーンとして機能し、韓日におけるマーケティングに長期的な好循環を生み出すでしょう。今後にご期待ください。 

>>Glowdayzのマーケティングサービスに関してのお問い合わせはこちら

CTAテスト画像
CTAテスト画像
  1. 前の記事

  2. 次の記事

トレンドコラム一覧へ戻る