アイスタイルおよびアイスタイル データコンサルティング株式会社(以下ISDC)は、@cosmeの膨大なクチコミデータをAIで分析し、マーケティングなどの意思決定をサポートするSaaS型ツール「@cosme Copilot(アットコスメ コパイロット)」を紹介するため、2026年1月14日〜16日に東京ビッグサイトで開催された「COSEME Week 2026 TOKYO」に出展しました。展示会当日のブースの様子や会場で開かれたセミナーについてレポートします。
「COSEME Week 2026 TOKYO」開催概要
名称:COSEME Week 2026 TOKYO
内容:開発向け製品・技術からコスメ、健康食品、ヘアケア商材、美容商材などが一堂に集結する日本最大級の総合展示会
会期:2025年1月14日(水)~16日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 西展示場(東京都江東区有明3-11-1)
出展ブース:ISDC(西ホール1F、小間番号17-6)
主催:RX Japan GK
公式サイト:https://www.cosme-week.jp/tokyo/ja-jp.html
出展の狙い
2026年1月15日に正式ローンチした「@cosme Copilot」は@cosmeに蓄積された膨大なクチコミデータをAIで分析し、ビューティブランドのマーケティングや市場調査、商品開発などの意思決定をサポートするSaaS型ツールです。
本サービス、そしてアイスタイルが持つ様々なソリューションをより多くの方々に知ってもらうため、過去最大規模の約750社が出展し、国内外の化粧品トレンドをはじめ、最新技術、原料・容器などが集結する日本最大級の総合展示会「COSEME Week 2026 TOKYO」に初出展しました。
展示ブースの内容
WEBやSNS活用、販促ツール、ブランディングなどの企業が集まる「化粧品マーケティングEXPO」エリアに設けられたアイスタイル展示ブースには、連日多くのお客様が訪れて盛況を博しました。
入口すぐのエリアという視認性が良い環境を生かし、約4m弱のタワーでは日々ブランドからいただくような課題を訴求し、ブースへの興味喚起を行いました。

ブース背面パネルには、アイスタイルグループの化粧品ビジネスに関わる考え方や、多岐にわたるサービスの一部ご紹介のほか、全国に3拠点展開している「フラッグシップショップ」の店内・プロモーションスペースがわかる動画を常時放映。


リーフレットの配布に加え、4テーブル用意した商談席では、@cosme Copilotの開発を主導したISDCのメンバーや日々ブランド様と相対している若手メンバーがご来場者に対し、@cosme Copilotで何ができるのか、どのようなメリットがあるのかを実際にPC画面を表示しながら商談が行われました。

今回特別に用意した@cosme Copilotのブランケット・ミラー
ご来場者の中にはタワーのテキストをじっくりご覧になる方、ブース全体の写真撮影をされる方などもいらっしゃり、また近くのご出展企業からも「ブースの視認性が良い・可愛い」とお声をいただき大盛況でした。
メイン訴求した@cosme Copilotとは?
@cosme Copilotには、@cosmeに蓄積されたクチコミを検索・分析し、化粧品ユーザーの関心を深掘りする3つの主要機能「クチコミ検索・要約」「クチコミ分析」「ペルソナ作成・対話」が搭載されています。
そのため、市場や競合調査をはじめ、ユーザーの期待値や改善の要求を把握することで商品開発にも活用できるほか、訴求ポイントの抽出やインサイトを整理してプロモーションの設計をサポートしたり、施策後の反応をクチコミから解析して効果の検証をするといった、さまざまシーンで利活用できるソリューションです。
・クチコミ検索
クチコミが投稿された日や投稿者の年齢・職業・性別・肌タイプなど、さまざまな切り口からクチコミの検索が可能です。あわせて絞り込んだクチコミデータをAIが要約する機能も備えており、たとえば数千件のクチコミを「効果」「デメリット」などの観点から要約でき、これまで手作業で収集・分析していた作業をわずか数秒で実行、担当者が1件ずつ目視する時間を大幅に削減します。
またクチコミに含まれる「頻出ワード」や、ある製品にかぎって出現率の多い言葉を示す「特徴語」、ある単語や文字列が同時に出現しセットで使われる「共起ワード」などをスコア化。これにより自社と他社を比較することで、市場における自社の立ち位置のほか、競合の強み・弱みを客観的に把握できます。加えて、ポジティブ/ネガティブな内容の割合を数値化したり、時系列でクチコミを見ることもでき、商品に対するユーザーの本音の理解や、キャンペーンの反応などマーケティング部門の視点での分析にも役立ちます。
・ペルソナ作成・対話
膨大なクチコミデータベースをもとに、商品のターゲットとなる「その製品を使っている仮想の顧客(ユーザー)像=ペルソナ」作成が可能です。さらに、そのペルソナに「なぜこの製品を買ったの?」「シャンプーで重視するポイントは?」などの質問をチャット形式で投げかけるヒアリングをすることで、ユーザーインサイトが得られる仕組みです。あわせて、回答のベースになったクチコミを即座に参照もできます。
お客様からの反応
お客様対応スタッフによると、デモを見た来場者の多くはマーケティング領域での活用を考えているが、他の部門でも活用の幅が広いことに好印象を持ってくれたとして、「新サービスということもあり、皆さんからの関心がとても高い」と手応えを感じていました。

セッションで語られたAI時代のアイスタイルの役割
COSEME Week 2026 TOKYOでは3日間にわたり、各種セミナーも開催されました。そのひとつ「化粧品業界におけるAI活用を通じたブランド価値共創」には、アイスタイル ブランド体験ユニット プラットフォームビジネス推進本部副本部長 ブランドソリューション部長 篠塚亮輔が登壇しました。

篠塚は、メディア/EC/店舗が三位一体となってさまざまなデータを保有し、そのデータを基点としてコンシューマーの購買行動の全プロセスに介在しているところが、アイスタイルの最大の強みとなっていると説明。そのうえで、AI時代においてユーザーとブランドをつなぐことがアイスタイルのAI事業の一番の役割であるとして、ユーザーとブランドの接点=顧客体験を最重要視していると話しす。
具体的には、メディアやSNS、店舗を通じた商品との出会いから、 EC や店舗での購入、そして実際に使用した方のクチコミ投稿や評価の蓄積までを1つの体験として設計しており、この一連の体験がデータとして統合されている点が、アットコスメのプラットフォームにおける大きな優位性であり、ブランドとユーザーのエンゲージメントを高める基盤となっているといいます。そして、単に商品を露出して終わりとか、購入して終わりではなく、その後の使用体験やクチコミ投稿までを含めて、再購入、さらにはファン化につなげていく、そのエコサイクルを作るシステムをより高度化していくとしました。その実例が、@cosme Copilotやブランドオフィシャルのようなアイスタイルが提供するAIソリューションです。
「アットコスメでは、 SNS や店頭でのポップアップ、サンプリング、またはタイアップページといったキャンペーンの前後から、ECや店舗での購買、さらにその後のクチコミ投稿までのオン/オフラインを一気通貫で捉えています。たとえばそこに介在したユーザーがメディア上でコンテンツを見たとか、イベントに参加したとか、商品を体験した、購入した、あるいは購入しなかったというその全ての行動が、プラットフォーム内のデータとして統合管理されていて、こうした行動の違いに応じて、ブランド側は次に行うコミュニケーションを変えていくことが可能となっています」(篠塚)
また、セミナー「ベスコスから読み解く最新美容トレンド」には、ISDCリサーチプランナーの原田彩子と西原羽衣子が登壇し、@cosmeベストコスメアワード2025の受賞製品から浮かび上がる最新美容トレンドと今後の予想について解説しました。

Text: そごうあやこ、@cosme for business
