化粧品の新規開発で直面する3つのハードル。その対処法とは?
化粧品ブランドの新規開発を成功させるには、どんな秘訣があるのでしょうか。経営者・ブランド責任者、そして今後ビジネス参入を検討している方に向け、そのポイントを凝縮したウェビナー「~プロデュース実績50以上!ブランド立ち上げのプロに聞く~化粧品ブランドの新規開発成功の秘訣とは」の見どころをご紹介。語るのは、コスメD2Cのトータルソリューション「D2C STATION」を展開し、複数のブランド立ち上げを支援してきたモノック株式会社 代表取締役 小澤一郎氏です。
スピーカー
モノック株式会社 代表取締役 小澤 一郎 氏
2011年大学在学中に友人のエンジニアと共に画像SNS「papelook」をリリース。サービス拡大の為に2011年10月にパペルック株式会社を創業。「papelook」は全世界2000万ダウンロードを超えるヒットアプリに。その後、新規事業として化粧品メディア事業に参入。100ブランド以上のマーケティング支援を行う。2021年商品企画から販売まで一貫したD2C支援「D2C STATION」をサービス展開。化粧品メディア事業で培われた化粧品知識と最先端の情報製造から販売までのネットワークを基盤にクライアントワークでもヒット商品を続々とプロデュース。直近では韓国ブランドとライセンス契約をし日本展開。「バニラコ」のクッションファンデーションがヒット中。
D2C STATIONのサポート範囲
見どころ
新規商品企画のポイント/考え方(15:38〜)
小澤氏は「化粧品事業を長年手がけている大手企業と、まったく経験のない異業種からの参入では状況が異なる」と前置きしつつ、毎年100以上誕生するブランドのうち、約7〜8割が数年で立ち行かなくなるとされる、その背景にある化粧品の新規開発で直面する3つのハードルを挙げました。自身の経験や市場の現状を踏まえ、低コストですぐに着手できる工夫も紹介しています。
①市場分析、競合調査 商品企画が十分に出来ていない
②企画や製造に時間がかかりいつまでも発売出来ない
③商品作りで精一杯でサイト運営やマーケティングが疎かになる
新規商品のマーケティング・プロモーションでのポイント/考え方(27:33〜)
InstagramなどのSNSと@cosmeを組み合わせ、発売前から発売後まで継続して話題にのせることで、長く愛される商品に育てるプロモーション設計について、@cosme for BUSINESSのメンバーが具体的事例を紹介。さらに小澤氏からは、限られた予算の中で優先すべき施策のヒントも語られました。
新規商品の販売モデル・小売りでのポイント/考え方(39:12〜)
新規商品を販売する際に想定される3つの基本モデル、「実店舗での販売」「ECサイトでのサブスクリプション」「アマゾン、楽天市場などのモールでの販売」のそれぞれのメリット・デメリットを小澤氏が解説。複数のモデルを組み合わせて売上を拡大する手法を、最新の事例を交えて紹介しました。

ウェビナーではそのほか、@cosme旗艦店に期間限定で出店できる、co-storeサービスを活用したD2Cブランドの事例(46:20〜)や、モノック社が支援するブランドが@cosmeのサービスを利用した実績も紹介(49:41〜)。さらにQ&Aコーナー(53:11〜)では「バズを生み出すにはどうすればよいか?」といった視聴者からの質問にも小澤氏に答えていただきました。
<アーカイブ動画はこちらから>
.png?width=1200&height=400&name=%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E5%86%85%E5%9F%8B%E3%82%81%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(2).png)